Triple Ace Club 13th Anniversary

本日

2021年11月1日付で

BRAND設立13周年になりました。


この場をお借りして

Triple Ace Clubをサポートして頂いた皆様に感謝致します。





指針は変わらず。

【自分が着たいものを作る】をコンセプトに

自分だけの「カッコいい」を受信するアンテナを頼りに。


T.A.C.にしかない独特な雰囲気や魅力。

そして裏コンセプトでもある、【神出鬼没】。


売れているものがイケてるもの、では決してない、

と思って生きてきました。




センスの良いアンテナがあったとして

それを受信できる人が５人いたとしても

そうでない人たちが１０００人いたら

その１０００は消費され、お金に変わる。

５ VS 1000

劣勢なのは必至。


でもその５が、例えば自分にとって輝いているのが

確実だとしたら。

そしてそれがホントに自分にとって

いいものだったら

私はその５にすごく惹かれてしまう。


中学生の時にファッションに目覚め


アクセサリー、バイク、音楽、ART、カウンターカルチャーを

独自の感覚で勉強してきた。

その当時はすごくマイノリティだったものが

メインストリームに変わっていった。

しかもど真ん中に。



なんだか複雑な気持ちもある。



長い年月の中でマイノリティがメインになったことで

自分が大好きだったものが

今度は、ああ、それ流行っててカッコいいですね。

になってきた。


いや、流行ってるからじゃないんだけどな。

この葛藤は表現しにくい。


マイノリティだったから好きだったってのもあって。



自分だけが見つけた

自分だけが知ってる

とてつもないカッコいいもの。

お前らは知らねえだろこのヤバさ。

みたいな。


その感覚をずっと追い求めている。

そして追い続けるんだろう。


そんな人に手にとってもらいたい。

そんなブランドになりたい。


T.A.C.を着て友達に会ったときに

「どこのブランド？知らないけどカッコいいね」

って言ってもらえる服。


自分だったら、そう言われた時

あのときの感覚が蘇るんだ。


中学生のときにナケナシの金で買った

古着屋の1000円レギュラーT。

膨大な数の中からサイズとグラフィック、色がマッチした

「うわ、これだ！」って苦労してゲットして

それを着て友達に会ったときに言われる一言。

「なにそのTシャツ、カッコいいね！」


その多幸感は言葉では言い表せない。


【有名】だからすごい！！

ではなくて

【無名】でもイケてるものはイケている





自分のアンテナを信じてゆっくり進んでまいります。

今後とも、Triple Ace Clubを何卒宜しくお願い致します。










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